「コンビネーション中、先生や仲間を見ながら踊る?見ない?」所沢市と小金井市のダンス

query_builder 2024/08/18
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こんにちは。タントタンツスタジオ代表の柳下久美子です。



あなたはスタジオでダンスを踊っている最中、周りをみていますか?

コンビネーション中、先生や仲間を見ながら踊る?見ない?



私はダンスの先生を始めて30年以上、色々な生徒さんを見てきました。



生徒さんの中で振り覚えがちょっと苦手という方の多くは、先生から早めに目を離します。見ていないのです。
その行動の一例はこうです。
クラス中なら
1、一瞬前に先生が踊ったのを一回見ただけで脳内で想い出そうと少し下を見て身体を動かす
2、一回だけで覚えられるわけもなく間違えてしまい止まってしまうが周りを見ないので一人で想い出そうと遅れる
3,他の人は先生を見て動いているので、その時間を身体を動かす練習として一回損してしまう
4,間違えたショックで身体が硬直して動きにくい状態になり、自信も喪失する
5,覚えないので先生をもう一回見て、またすぐ目を離し間違えての繰り返し


では振り覚えが早い人はどうでしょう。
行動の一例はこうです。
1,一瞬前に先生が踊ったのをもちろん先生も一緒に踊るので、それを見ながらリラックスした身体で目線をあげたまま身体を動かす
2,見ながらなので間違えずに動け修正も出来、その動きで神経や筋肉に振付を覚え込ませることができる(振りを覚えるのは主に身体で脳内だけではない)
3,数を重ねる毎に先生の動きの癖や呼吸や表情、身体の高低差さや向き、細かな特徴的な表現などさっきまで見逃していた所が目に入ってくる
4,動けば動くほど振りが身体に入ってくるので、段々「次はもっとこうしたら素敵なるかな」と自分の意欲や上達の方向に心が動いてく
5,最後には完全に先生から目が離せ、自身の個性的なダンスになっていく


どうでしょう。ここまでたった1×8~2×8を3~5回踊る間です。
先生を見ないことによりこの1~2分の出来事で差が出てきてしまうのです。
後者はこの間に表現まで行こうとし始めます。
先生から目を離してしまうか、先生を見続けるかで差が出来てしまっているのです。


また脳内で振りを思い出そうと下向き加減になると、その時点で先生と姿勢が違っているので(先生は大体目の高さを見ている)振付が違うものになってしまいます。
下向きは動きにくい姿勢なんです。動きやすくないから頭では踊ろうとしても身体はブレーキがかかって止まってしまうのです。
頭の重さは5キロ以上、ボーリングの重さと同じくらいです。下を向くことにより前に姿勢が傾き使う筋肉が先生と違ってしまうのです。


また先生のみならず、しっかりと周りのダンス仲間を見ることができると、ダンス仲間の楽しそうな所や、先生とは違った表現をしている仲間から上達のための刺激が沢山あります。やる気が出てくるんです。


それと発表会に出たとして、周りを見る余裕が無いと、例えば自分が振付を間違えたとしてもしばらく間違えたまま気がつかなかったりして、一生懸命練習した仲間の邪魔をしてしまうことになります。いわゆる悪目立ちですね。
そんな人は先生も作品を作る時にポジションを後ろにしてしまう傾向があります。
周りを見ていれば「あ!」とすぐに振り修正が出来て、一生懸命練習した仲間の邪魔をしないですむし、何より自分の練習の成果を舞台で発揮できます。



自分がレッスン中にどうやって振付を覚えているのか行動を観察して、自分を知ってみましょう。

「覚えが悪い!」と攻めるだけ、力ずくでは解決しませんよ。

上記は一例ですので、色々な方がいらっしゃいます。



タントタンツスタジオでは、体験レッスンは常時受付しております。

お気軽にお問い合わせください。


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タントタンツダンススタジオ東所沢教室

住所:埼玉県所沢市東所沢

1丁目3−4 増田ビル2階

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