「ジャズダンス、振覚えが悪いと自覚がある方へのご提案」
タントタンツダンススタジオの柳下久美子です。
「私は振り覚えが悪い」と自覚がある方へ、ダンスレッスンの振付の受け方の提案をいたします。
振付を受けるとき1回だけ先生を見て、2回目以降は先生から目を離してしまう方が一定数の割合でいらっしゃいます。
特に若い時に成績が良かった方、頭で全て覚えようとしているように見受けられます。
そのような方は、振付が進むにつれて3回目くらいから段々違う振付を踊り始め「自分にとって動き易く変換する」傾向があります。
1回見ただけで覚えられるのはプロの一握りの人だけ!私も1回では無理です。
少なくとも3回は先生から目を離さず(お勧めは10回くらい)一緒に身体を動かし、その後目を離すようにすると、神経や筋肉が先生の細かな動きも覚えてくれます。
いざ先生がいなくなっても、振りを繰返す時に自動で振付が身体から出てきます。
ダンスの振付は最初のうちは脳みそだけで覚えられますが、特に発表会の振付など、振付が進むにつれて頭がいっぱいになってしまいます。
脳の許容量を超えてしまうのです。
ですので覚えることを身体全体に分散させて、神経と筋肉と骨を最大限に使って「この振りはここがこう伸びる!」など脳とは関係無い所の刺激を身体に覚えさせましょう。
インストラクター側からすると生徒が「あ、この振付はこれね」と1回見ただけで先生から目を離す行為は「どこかで習った振付を重ねている、この振りはここに私のオリジナルがあるのに、、」と思うこともあります。
私の経験では、上手な生徒ほどずっと私のことを見続けています。
音の取り方であったり、間の取り方、力のいれ具合などなど動きを盗んでくれます。
私から目を離すのは、私が踊らなくなった時、私が生徒に注意点を説明し始めるころやっと目を離します。
見る力は実力ととても関係が深いのです。
当スタジオでは、生徒さん一人一人を見ながら丁寧に進めています。
どのクラスもアットホームですので、お気軽に体験レッスンへいらしてください。
タントタンツダンススタジオ東所沢教室
住所:埼玉県所沢市東所沢
1丁目3−4 増田ビル2階